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[2017年7月] The English Abstract for Young Scholars: The All-Purpose Tool for Breaking Through on the International Stage


[2017年7月] 若手研究者のための英語でまとめるアブストラクトの書き方 : 世界を舞台に躍進するための「万能ツール」 The English Abstract for Young Scholars: The All-Purpose Tool for Breaking Through on the International Stage

「全学公開」 東京大学フューチャーファカルティプログラム

TODAI Future Faculty Program
UTokyo Faculty Development

講師:ウィリアム・コールドレイク 特任教授

William H. Coaldrake

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http://abstractjp.com
http://www.utokyofd.com/

日時:2017年7月26日~28日(3日間) 14:55~18:35(毎日4−5時限)

教室:情報学環本館6階実験室(7月26日~27日) / 情報学環本館本館2階教室(7月28日)

<なぜ「アブストラクト」が必要か?>
今日「アブストラクト」とは様々な場面でよく使われている。大学院で博士号取得の際は必須であるが、学業成績の最後に論文アブストラクトを記載する事は海外では今や当たり前の事である。ハーバード大学では教職に就く際に提出する履歴書にも論文アブストラクトを添付する事が基本である。その他フルブライトの申請にも希望する研究内容のタイトルとアブストラクトを添付する事が義務付けられている。
学術的な雑誌に掲載する記事や会議での発表の申請には勿論の事、British Medical Journalでは記事申請の条件として次のような文言がある。‘Please get the abstract right, because we may use it alone to assess your paper.’ つまり提出するアブストラクト自体が審査対象として第一関門となっているのである 。

このようにアブストラクトは博士号の取得からノーベル賞の審査まで幅広く用いられ、学者としてのキャリアを積むには、その全ての段階で必ず使われているものである。端的に言えば自分の研究成果を「上手に」アブストラクトにまとめない限り、キャリアに絶対不可欠である論文の引用率が低くなるという事である。つまり効果的でインパクトのある 「アブストラクト」は、国際的研究者として認められるためになくてはならない手段であると言える。

ここ数年、ハーバード大学などでは「アブストラクト」というのは、論文や記事の内容は要約(summary)ではなく、研究の意義(significance)や学術発見、研究方法等が中心となり「アブストラクト」自体も短くなってきている傾向にある(100−250 words 程度)。

「アブストラクト」とは大学院生や研究者にとって自分のPRのチャンスであり、さらに自分の研究の特異性をはっきりさせる機会でもある。その上、 英語で書かれた「アブストラクト」をHPなどに載せれば、世界中の学者がGoogle,Yahoo等を利用することで、自分の研究の成果をグローバルなacademic communityにすぐアクセスさせる事が可能になる。

<コース概要>
今回のコースでは、ワークショップのかたちで100−250ワードのアブストラクトの簡単な書き方を提案する。基本方針は自分の研究成果の核を絞り込み、更に磨き込んでコンパクトな「アブストラクト」にまとめる事である。ここでは特に高度な英語力は必要とされないが「アブストラクト」の雛形に沿った英語での簡潔な表現を学ぶ。「アブストラクト」は自分の完成した、あるいはほぼ完成した(学術誌や学術会議での発表、著書の原稿等)に基づいて作成する。その上でこの「アブストラクト」をいかに20分以内の「パワーポイント」でまとめるかを指導する。

<受講条件>
1. コースは基本的に日本語で行う。
2. 専門の分野は問わないが、全ての人々がその分野の専門用語や概念等を理解出来るような準備が必要である。
3. ワークショップは20人名を定員とする。
4. アブストラクトに書かれる研究内容自体に関しての責任は各自に帰するものとする。
事前に自分が完成した、あるいは完成途中のゼミのレポートや修士、博士論文について、自分なりに日本語で「アブストラクト」を書き、それに出来れば英語による「アブストラクト」を付けた試案を準備する事。

詳しい情報は、以下のホームページを参考してください。
http://abstractjp.com

<日程>
日時:14:55~18:35(毎日4−5時限)
7月26日(水)アブストラクトとは?英語アブストラクトの雛形の紹介
翌日までの課題:準備してきたドラフトのアブストラクトを雛形に沿って書き直す
7月27日(木)雛形による改訂されたアブストラクトのディスカッション
翌日までの課題:アブストラクトの最終改訂
7月28日(金)アブストラクトをPPに作成

<参考資料>
British Medical Journal
‘Screening research papers by reading abstracts. Please get the abstract right, because we may use it alone to assess your paper(正確なアブストラクトを提出してください。まず最初にこのアブストラクトだけが審査対象となります。), British Medical Journal, 329 (28 August 2004): 470-471.
Fulbright
Fulbright U. S. Student Program, ‘Tips for Study/Research in Academic Fields’. Biographical data: ‘Provide an informative project title and abstract’.
http://us.fulbrightonline.org/applicants/application-tips/academic
Harvard University
The Graduate School of Arts and Sciences. ‘Academic Job Market, Tools’. See: Perfecting Your Curriculum Vitae; The Dissertation Abstract: Discussing the Dissertation’s Contribution to the Field
http://www.gsas.harvard.edu/current_students/academic_positions.php
Michael Tabb, Karen Hopkin, ‘Terse Titles are Cited More Often than Longer Ones’, Scientific American (The Sciences: 60 Second Science Video), November 2, 2015.
https://www.scientificamerican.com/video/terse-titles-are-cited-more-often-than-longer-ones/

Attachment:PDF

WILLIAM H. COALDRAKE: SHORT BIOGRAPHY

WHCoaldrake 2William H. Coaldrake is Project Professor in the Graduate School of Interdisciplinary Information Studies, the University of Tokyo, and Visiting Research Fellow in the Department of Architecture, Graduate School of Engineering, the University of Tokyo.

He was born in Japan of Australian missionary parents and received his doctorate from Harvard University. He was Foundation Professor of Japanese at the University of Melbourne until 2007 and Edwin O Reischauer Visiting Professor of Japanese Studies at Harvard University in 2005-6. From 2011 to 2014 he was Visiting Professor in Cultural Resources Studies in the Graduate School of Humanities and Sociology at the University of Tokyo.

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Course Overview

poster boys and girls

Today abstracts are used in a wide number of situations. Every phase of an academic career, from graduate school to Nobel Prize, requires an abstract. In other words, the English abstract is essential for becoming an international scholar.

In recent years the abstract has become more than a summary of the contents of a thesis or an article; the significance of the research, the scholarly discoveries and the research methodology have become the focus, while there has been a trend for the abstract itself to become shorter (100-250 words in length).

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